モルテン・ティルドゥム【監督】

1967年ノルウェー生まれ。ニューヨークのスクール・オブ・ヴィジュアル・アーツで学んだ後、テレビやコマーシャルの仕事を経て、映画の世界に入る。監督デビュー作は03年のコメディ映画“Buddy”で、この作品はノルウェー映画祭やワルシャワ映画祭などの観客賞を獲得し、ノルウェーのアマンダ賞の作品賞にも輝いた。08年の監督2作目の“Fallen Angels”(「私立探偵ヴァルグ2」第2話「堕天使」、日本ではTV放映)はアマンダ賞の監督賞候補となった。12年のサスペンス映画『ヘッドハンター』(11)はノルウェー映画史上最高のヒット作となり、英国で公開された外国映画としては最高の興行収入を記録、英国アカデミー賞の外国映画賞候補となった。初の英語作品はイギリスの暗号解読者アラン・チューリングの数奇な人生を描いた伝記映画『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(14)で、アカデミー賞監督賞に初ノミネートされた。同作はアカデミー賞作品賞、主演男優賞(ベネディクト・カンバーバッチ)、助演女優賞(キーラ・ナイトレイ)他8部門にノミネートされ脚色賞を受賞。世界興収2億2700万ドルをあげ、その年、最も成功したインディペンデント映画となる。

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ジョン・スペイツ【脚本/製作総指揮】

ニューヨーク出身。プリンストン大学を卒業後、ドキュメンタリー映画やマルチメディアのプロデューサー、カメラマン、ニューヨークのドットコム企業の役員などを務める。その後は映画の脚本を手掛けるようになり、エミール・ハーシュ主演の『ダーケストアワー 消滅』(11)、やリドリー・スコット監督の『プロメテウス』(12)などの脚本を担当、知的なSF作品の脚本や製作を手掛けることで知られている。最近ではベネディクト・カンバーバッチ主演のマーベル映画『ドクター・ストレンジ』(16)の共同脚本を手掛けた。今後はトム・クルーズ主演の『ハムナプトラ』のリブート版、『ヴァン・ヘルシング』のリブート版、チャニング・テイタム主演のSF映画“The Forever War”などが待機中。

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ニール・H・モリッツ【製作】

1959年生まれ。オリジナル・フィルムの設立者であり、これまで50本以上の映画を製作してきたハリウッドのヒットメイカーでもある。特によく知られているのが01年に始まったアクション映画『ワイルド・スピード』シリーズで、シリーズ8作目『ワイルド・スピード ICE BREAK』が今年公開予定。これまでの主な映画に『ボルケーノ』(97)、『ラストサマー』(97)、『クルーエル・インテンションズ』(99)、『トリプルX』(02)、『メラニーは行く!』(02)、『S.W.A.T.』(03)、『アイ・アム・レジェンド』(07)、『バンテージ・ポイント』(08)、『近距離恋愛』(08)、『グリーン・ホーネット』(11)、『トータル・リコール』(12)、『ジャックと天空の巨人』(13)などがある。

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ロドリゴ・プリエト【撮影】

1965年生まれ。メキシコシティのセントロ・デ・カパシタシオン・シネマトグラフィカ(CCC)で撮影技術を学んだ後、テレビ・コマーシャルを手掛けた。アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥの監督作で知られるようになり、『アモーレス・ペロス』(00)、『21グラム』(03)、『バベル』(06)、『BIUTIFUL ビューティフル』(10)などの作品で評価される。05年のアン・リー監督の『ブロークバック・マウンテン』ではアカデミー賞撮影賞に初ノミネートされ、同監督の『ラスト、コーション』(07)ではヴェネチア映画祭の金オゼッラ賞(撮影賞)を受賞。マーティン・スコセッシ監督とは、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(13)でタッグを組み、『沈黙 -サイレンス-』(16)でアカデミー賞撮影賞候補となる。その他の主な映画に『フリーダ』(02)、『8 Mile』(02)、『25時』(02)、『アレキサンダー』(04)、『抱擁のかけら』(09)、『消されたヘッドライン』(09)、『ウォール・ストリート』(10)、『幸せへのキセキ』(11)、『アルゴ』(12)などがある。

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ガイ・ヘンドリックス・ディアス【プロダクション・デザイン】

1968年生まれ。英国出身の彼はチェルシー・カレッジ・オブ・アーツやザ・ロイヤル・カレッジ・オブ・アートで学んだ後、東京のソニーやカリフォルニアのILMで仕事する。映画の初仕事は視覚効果アート・ディレクターとして参加した『ツイスター』(96)。プロダクション・デザイナーとなったのはブライアン・シンガー監督の『X-MEN2』(03)からで、『アレクサンドリア』(09)でゴヤ賞受賞。『インセプション』(10)では、アカデミー賞美術賞に初ノミネートされ、英国アカデミー賞プロダクション・デザイン賞を受賞した。その他の主な映画に『ブラザーズ・グリム』(05)、『スーパーマン リターンズ』(06)、『エリザベス:ゴールデン・エイジ』(07)、『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(08)、『ブラックハット』(15)、『スティーブ・ジョブズ』(15)などがある。本作で2度目のアカデミー賞にノミネートされた。

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メリアン・ブランドン【編集】

ニューヨーク大学映画学科を卒業後、インディペンデント映画やテレビシリーズの編集としてキャリアをスタート。J・J・エイブラムスとの20年に及ぶコンビで知られ、彼の人気テレビシリーズ「エイリアス」(01~05)に参加しプロデューサーとしても名前を連ねる。また、『M:i:III』(06)、『スター・トレック』(09)、『SUPER 8/スーパーエイト』(11)、『スター・トレック イントゥ・ダークネス』(13)などエイブラムス監督作のすべての編集を手掛け、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(15)ではメアリー・ジョー・マーキーと共にアカデミー賞編集賞候補となる。この作品と『スター・トレック』、『ヒックとドラゴン』(10)ではアメリカ編集組合賞にもノミネートされた。その他の主な映画に『シークレット/嵐の夜に』(97)、『ジェイン・オースティンの読書会』(07)、『ガリバー旅行記』(10)、『カンフー・パンダ2』(11)などがある。

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ジェイニー・ティーマイム【衣装デザイン】

『ハリー・ポッター』シリーズの衣装で知られ、3作目『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(04)から最終章『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(11)まで参加。後者で衣装デザイナー組合賞(ファンタジー映画部門)を受賞。また、12年の『007スカイフォール』でも同賞(コンテンポラリー映画部門)を獲得。『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』(07)も同賞ファンタジー映画部門の候補となる。サンドラ・ブロックとジョージ・クルーニーが主演したSF作品『ゼロ・グラビティ』(13)の衣装も手掛けた。その他の主な作品に『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』(04)、『敬愛なるベートーヴェン』(06)、『トゥモロー・ワールド』(06)、『タイタンの逆襲』(12)、『ヘラクレス』(14)、『007 スペクター』(15)などがある。

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トーマス・ニューマン【音楽】

1955年生まれ。父は映画音楽界の大物、アルフレッド・ニューマン、兄(デヴィッド)やいとこ(ランディ、ジョーイ)も音楽家という名門一家の出身。南カリフォルニア大学で作曲と編曲を学んだ後、映画界で活躍を始める。売れっ子となった彼は、オスカー候補作には『ショーシャンクの空に』(94)、『アメリカン・ビューティー』(99)、『ロード・トゥ・パーディション』(02)、『ファインディング・ニモ』(03)、『ウォーリー』(08)、『007 スカイフォール』(12)、『ブリッジ・オブ・スパイ』(15)などがある。その他の主な映画に『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』(92)、『ラリー・フリント』(96)、『オスカーとルシンダ』(97)、『ジョー・ブラックをよろしく』(98)、『グリーンマイル』(99)、『エリン・ブロコビッチ』(00)、『シンデレラマン』(05)、『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』(08)、『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』(11)、『007 スペクター』(15)、『ファインディング・ドリー』(16)などがある。本作で14度目のアカデミー賞ノミネートとなり、グラミー賞には6回ノミネートされている。

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